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友人から小包届く。
すてきな贈り物。
おひさまと水と小麦が
ぎしぎしとつまった芳醇な味。
かみ締めて、かみ締めて食べる。
生きている事 を 味わうみたいに。
あなたが記してくれた「真鶴便り」からは
雨の音と
トンビの声が
聞えて来たよ。
ねむの木のピンク色が
わたしのまぶたにも
ひろがる。
ありがとう。
そちらで今、なにをみつけましたか?
添えられた志樹さんの詩
今、わたしの心にも
火がともる…
<夜に>
おまえは
夜が 暗いという
世界が闇だと いう
そこが 光の影に位置していることを
知らないのか
じっと 目を つむってごらん
風が どこから吹いてくるか
暖かい ささやきが きこえるだろう
それは
いまも この地球の裏側で燃えている
太陽のことばだよ
おまえが 永遠に眠ってしまっても
新しい 光の中で
おまえのこどもは 次々と生まれ
輝いている 変わらない 世界に住むのだよ
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