上野の東京文化会館でメサイアを聴いた。
毎年誘われながら行けなかった大曲を
今年はなぜか聴きに行こうという気になった。
罪とは何かとか
赦すとはどういうことかとか
今年はずっと考え続けた年だったからだろう。
Hさん、Eさんに挟まれて聞くメサイアは
ちっとも重くなくて明るかった。
五階の最前列。
崖っぷちから谷底を見るような席で
目をつぶって聞いているとそのままふわりと体が浮いて
谷底に落ちそうでこわかった…。
感想は、今回の新聞コラムにて。
ごめん、ここに書いてしまうと逃げてしまいそう。
友人のNさんがトリフォニーで「かっぱのすりばち」を語ったとき
会場に影のような人が見え
そのひとが思いがけないひとだった話をHさんからきいた。
それはそのまますんなりと私には信じられた。
Nさんは語りのとき決して泣かない人だけれど
その時は、泣いていたから。
今、エクラ・Aさんが
アニメと電子書籍化の話をすすめてくれています。
Hさんから絵本をいただく。