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タオと猫の庭

風の中の猫たち 三日目

きのうは嵐の中、たくさんのお客さまが見えました。
あこちゃんと「太助とヒコ」の紙芝居を二回公演しました。
猫一色に、ちょっと馬色が混じった日。

今日もたくさんのお客さまでした。
うれしい悲鳴。
そこここで猫話おおいにもりあがる。

今回はタロとミロの絵を飾ったことで
二匹の追悼をしているような気分になりました。

今日はおとしゃんが書いた
タロの詩を載せます。

タロがいなくなって気づいたことがあります。

ずっとかしこいシロが我が家のリーダーだと思っていたのですが、
タロが我が家のリーダーだったんだと。
どの子とも仲良しで、みんなをひとつに結んでいたのが
タロでした。
タロ、改めてありがとう。
きづな役のタロがいなくなって、今ちょっと、うちの猫たちがバラバラです。
こまったな…
タロ、たすけて。
ノンちゃんが一番さびしそうです。

風の中の猫たち 三日目_f0233018_19102143.jpg


    <ありがと たろにゃん>   無翼
 
けさ たろにゃんが死んだ

「じゃあ行って来るよ。待っていてね」

出勤前に声をかけると

弱々しい呼吸のたろにゃんが

目を

その時だけ大きく開けた


一時間後の電車の中で

眠るように息を引き取ったと

おかしゃんのメールが届いた

やさしかったたろにゃん

いろんなことを教えてくれたね

生き方もこの世の去り方も


四歳

まだまだそばにいてくれると思っていたのに


おかしゃんに拾われたたろにゃん

おとしゃんよりおかしゃんに

なついていたね

あるとき おとしゃんのひざに

乗ってきてくれたっけ

おとしゃん うれしかったよ


いつかこんど会ったとき

おとしゃんのひざに

乗りに来てくれるかな

たろにゃん

短いしっぽをふりながら
by f-azumi | 2012-10-24 19:25 |
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