タオと猫の庭

半世紀の扇風機

午後、なにかかすかにあやしい匂いが。

あちこち鼻をひくひくさせたけれど、窓の外からではありません。

どうもこのゴムの焦げるような匂いは、

ふんふんと風を送ってくれている我が家の扇風機から。

家主とともに五十年。

わたしより長く連れ添った扇風機さんが、とうとう、引退することに。

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それにしてもなんて健気で可愛い姿でしょう。

昭和です。

レトロです。

それゆえに、もう一年もう一年と無理をさせてしまいました。

人間に例えたら何歳になるのでしょう。

今まで涼しい風を送ってくれてありがとう。

さいごも爆発しないで、ちゃんと知らせてくれてありがとう。

どっしりと安定したボディ。丸い羽。さわやかなブルー。

大きなひとつ目小僧みたいだと

今日初めて思いました。

このまま空にぶーんぶーんと飛んで行けたらいいのにね~。
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by f-azumi | 2014-08-19 15:56 | 暮らし | Trackback | Comments(4)
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Commented by 道ばた猫 at 2014-08-20 09:55 x
大切に藤原家で使われてきた扇風機、デザインが素敵ですね!!
それにしても、リュウくんはどこかにもたれて眠るのが好きですね~
Commented by f-azumi at 2014-08-20 12:19
リュウは体を支えきれないのかな。甘えんぼなんですね、きっと。
扇風機、ムヨクさんが高校生のときからのものなんです。
Commented by maiko136 at 2014-08-20 16:10
とってもレトロな扇風機、素敵ですね。私が生まれる前から使われていたとは・・・驚きました。文章から大切に大切に使われてきたことが伝わってきました(^^)
Commented by f-azumi at 2014-08-20 20:43
さいごはヤーマとタマちゃんに遊ばれてました。

「乱暴にするんじゃない!こわれるぞ」とおじいちゃんに叱られながら。

ほんとに壊れちゃったけど、おじいちゃん扇風機も本望だったかもしれませんね。
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