タオと猫の庭

ふるさと納税で思ったこと

昨年初めて

ふるさと納税をした。

いろいろ、特産品を見比べながら

最終的に、「お米」が特典になっている長野県の阿南町を選びました。

十キロのおいしいお米が、二回届きました。

確定申告のとき、寄付金として申請しました。

それでおわり、と思っていたら、お味噌が届きました。

 
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「納めて戴いたお金は地域振興のために使わせていただきました。
お礼の気持ちとして手作り味噌を送らせていただきます」
丁寧な挨拶文が入っていました。

こんな幸せな気持ちになる税金なら、
いくら払っても惜しくないという気持ちになりました。

毎回、「とられる」という気持ちになってしまう税金。

恩恵を受けているのは確かなのだけれど

国会で税金の使い道について、
与党が野党から突っ込まれている様子を聞くにつけ
血税という言葉が頭に浮かびます。

生活が苦しい人ほど、税負担は軽くなっているはず
なのに、そうなっていない現実。
望んでもいない、軍事費や、
役人の「天下り」のために、税金が使われている現実。

選挙は受かったら勝ち、でなく

受かってからこそ、どれだけ、国民の代弁者になれるか、勝負してほしい。

悪いことをしたり失言したら減点方式で、資格取り上げがあったらどうだろう。


本の整理をしていたら
「二十世紀の意味」K・ボールディングが見つかった。
随分前に、敬愛する東京子ども図書館の松岡享子さんのお薦めで
買った本でした。

その頃は、二十一世のことなんか考えもしなかったけれど
今は、ちゃんと二十一世紀の中で生きている。
ドラえもんやアトムほどじゃないけれど
ちゃんとロボットも暮らしの中に入りつつあるし…そんな時代を生きている。

未来はすごく素晴らしいんだと思っていた。
悩みごとや貧困は解決されて、戦争もなくなると思っていた。
でも現実はそうじゃない。

筒井康隆の「愛の左側」や
バック・トウ・トゥ・ザ・フューチャーで見せられたように
貧富の差と暴力沙汰、騒々しさばかりが目につく世の中になった。

もちろんいい所もいっぱいあるにはあるけれど。

1967年に初版が岩波から出された「二十世紀の意味」。
ボールディングは、二十世紀を「文明後」への大転換期と呼んでいる。

転換を阻む四つの落とし穴として以下をあげている。

➀戦争
②低開発諸国における経済的離陸の困難
③人口増加
④エントロピー

これら四つの落とし穴を巧みに避けることで、
明るい未来を人類は手に入れられるかもしれない。
でもしかし、それには、絶えざる「学習」が必要。

「過去に学ばない」という姿勢を取りつづけたら
明るい未来は到底こない。

読んでいるうちにボールディングのため息が聞こえてきました。

「災害が取り返しのつかぬものになる可能性もある。
取り返しのつく災害が起こったとしても、それによって
私たちが私たち自身を取り返すだけのものを学ばないと言う可能性もある」

むずかしい言葉が多いので、噛み締めながら読んでいます。
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by f-azumi | 2015-04-10 13:54 | 暮らし
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