タオと猫の庭

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風の中の猫たち 三日目

きのうは嵐の中、たくさんのお客さまが見えました。
あこちゃんと「太助とヒコ」の紙芝居を二回公演しました。
猫一色に、ちょっと馬色が混じった日。

今日もたくさんのお客さまでした。
うれしい悲鳴。
そこここで猫話おおいにもりあがる。

今回はタロとミロの絵を飾ったことで
二匹の追悼をしているような気分になりました。

今日はおとしゃんが書いた
タロの詩を載せます。

タロがいなくなって気づいたことがあります。

ずっとかしこいシロが我が家のリーダーだと思っていたのですが、
タロが我が家のリーダーだったんだと。
どの子とも仲良しで、みんなをひとつに結んでいたのが
タロでした。
タロ、改めてありがとう。
きづな役のタロがいなくなって、今ちょっと、うちの猫たちがバラバラです。
こまったな…
タロ、たすけて。
ノンちゃんが一番さびしそうです。

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    <ありがと たろにゃん>   無翼
 
けさ たろにゃんが死んだ

「じゃあ行って来るよ。待っていてね」

出勤前に声をかけると

弱々しい呼吸のたろにゃんが

目を

その時だけ大きく開けた


一時間後の電車の中で

眠るように息を引き取ったと

おかしゃんのメールが届いた

やさしかったたろにゃん

いろんなことを教えてくれたね

生き方もこの世の去り方も


四歳

まだまだそばにいてくれると思っていたのに


おかしゃんに拾われたたろにゃん

おとしゃんよりおかしゃんに

なついていたね

あるとき おとしゃんのひざに

乗ってきてくれたっけ

おとしゃん うれしかったよ


いつかこんど会ったとき

おとしゃんのひざに

乗りに来てくれるかな

たろにゃん

短いしっぽをふりながら
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by f-azumi | 2012-10-24 19:25 |

ひらり、きいろ。

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きいろちゃんがまだいます。

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赤い実のそばに。

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あさ、雨戸を開けると、かならずソバニイル。
やっぱりタロかなあ。

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まどぎわに飾った
きれいな花
みえるかしら
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by f-azumi | 2012-10-16 08:17 |

なかま

今朝、窓を開けたら、朝焼けの雲が見えた。

中学の時に、国語の先生に暗記させられた谷川俊太郎の詩を思い出す。
「暗記させられた」という思いは、今は感謝の一言に尽きる。
何かあるたびに、この詩が口をついてでる。
とくに、今みたいに、たくさんのひとに支えられて生きているんだなとしみじみと思うときには。

所々間違って覚えてるかもしれないけれど。


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「雲 

        谷川俊太郎

今朝は雲がたいそう美しかった

心をもたず

しかしさながらひとつのこころにてらされているかのように

それはひとときなぐさめのようにながれていった

わたしが愛し

わたしが信じることのできる

さまざまなものがある

それらがわたしを生かしつづけ

それらがわたしに愛を与える。

はかなさのままに

ひとの心ははかりがたい

あまりにとおく

あるいはあまりにちかく

だが樹が生き

ひとが生きる

たしかな時と処とを持ち続けながら

けさわたしは

心に宛てぬ手紙を書く」

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わたしが愛し
わたしが信じることのできるさまざまなものたち
そして、さまざまなひとたち

心からありがとう。

哀しみの穴におちるまえに
みんなのてが
たくさんのびてきて
ふわりとおしあげてくれました。


今日ひかりちゃんがブログで
わたしの知らなかった
タロニャンの写真を公開してくださいました。
おもわず、「!!!」と見入ってしまいました。

http://hikari168.cocolog-nifty.com/to/2012/10/post-3303-1.html

ありがとう、ひかりちゃん。
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by f-azumi | 2012-10-12 14:08 |

思い出

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むだだと知りながら
なんどもよびかける。
いなくなったタロに。

土にさわって、たしかめる。
そこはあたたかい?
くらくてこわくはない?

つちはあたたかい。
そしてタロはもうそこにはいなくて
もっとじゆうであかるいばしょを
飛びまわっているのだとおもうのだけれど

さいごにタロを見たこの場所の土をさわっては
よびかけています。

もうすこし、
なまえをよんで
悲しがっていてもいいかな。

タロが残してくれた、不思議に温かくて幸福な気持ちは
まちがいなくわたしの心を潤してくれているのだけれど。

あとすこし、
もうすこしだけね、タロちゃん。


にゃんげんのおともだちたちが
みんな
なぐさめてくれます。

おとしゃんがタロの詩を書きましたよ。
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by f-azumi | 2012-10-10 20:42 |

ゆっくりおやすみ。

いいこのタロ。

最後の最後まで本当にいい子だった。


なにもかもわかっていて

きっぱりと

ひとりで耐えて、死を受け入れていた。

最後に、くうっと何度か声をあげただけで

苦しがりもせず

すうっと息をひきとりました。

「体からの脱出成功!!」
短いしっぽをぴんぴん振って

タロならそう言って笑うかもしれない。

「ありがとう、またね。げんきでね」

そういって、とことこ元気にはねる姿が見える。

傷だらけのチビタロが道路で情けなそうに座っていた姿も思い出す。
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思えば、この頃からもう病気は進行していたと思うのに

ほんとにおおらかで
へいわしゅぎしゃで
ひとみしりでくいしんぼうで……
 
わたしたちにいっぱい

しあわせをくれた。

ruinekoさんが野良猫の夢は

「おうちをみつけること」
「飼い主に愛されること」
「かいぬしをしあわせにすること」

って教えてくれた。

ありがとう、たろ。
いっしょに暮らせてすごくしあわせでした。
もうにゃんげんごはんを
おねだりに来ないかと思うと
さみしくて
さみしくてしかたありません。
 
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by f-azumi | 2012-10-09 13:40 |

教えられたわけでもなく

どんな食べ物ももう口にしなくなったタロ。

昨日は動物病院へ行き、いろんなことを相談。

こちらの気持ちにより添って、なおかつ明確な指示を与えていただき

ル・クール先生には、本当に感謝。

不安な思いを遠慮なく口に出来るのがありがたい。

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タロはずっとうずくまったまま、少し深い呼吸を繰り返す。

撫でてあげると、ごろごろのどを鳴らすけれど
しばらくすると

「もういいよ」と場所をかえてしまう。
「そっとしておいて」という。

見守るだけの辛さに耐えかねて

つい、手をのばすのだけれど
それさえも
タロはもういいという。

もう三日、何も食べていないので

背中がごつごつになって来た。

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他の子もときどき鼻と鼻で挨拶。

ヤーマのお下がりのスタイは、

よだれふきにもなるし

眠る時のまくらにもなっている。

みんながタロのことをみまもっているからね。

「もう元気になって」とは祈らない。

タロが覚悟をきめて

ほんとに頭が下がるほど

けなげにきっぱりと逝こうとしているから

わたしは、「おだやかでくるしくありませんように」と祈る。

でも

こころのすみではやっぱり

奇跡が起きるかもしれない。
ふいに走り出すんじゃないか。

そんな夢も見ている。

誰に教えられるわけでもなく

最後の迎え方をしっている

動物のかしこさとつよさといさぎよさに

胸が熱くなる。
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by f-azumi | 2012-10-07 09:52 |

お見逃しなく

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大きなおめめの黒猫は、Isabelさん作。

イベント二日目の今日、shiroさんにおじゃまして
たくさんのハートフルな作品を見てきました。

わたしはシックな黒猫の眼鏡ケースを買いました。
ネコリョーシカのポーチにこころひかれつつ……

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それからお堀のそばの画廊にひとっとび。
とっても素敵なモノツクリの達人に会い
創作の話。

それから
船橋まで、馬の写真展を見に行って来ました。

馬と猫。馬とひと。

こちらもハートフル。

そして、また画廊へ。

忙しかったけれど、ずっとわくわくしてたんです。

Iさんと一緒に秋になるまで「いいもの」を待つことになりました。
たのしみです。
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by f-azumi | 2012-10-05 20:18 | 暮らし

taro

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秋の陽だまりはやさしい。
タロがしあわせそうにねむっているのでうれしい。

点滴をやめ、投薬に切り替えて、ひと月。

効いたと思った薬が、また少しずつ効かなくなってきた。

たぶんこのくりかえし。

タロのペースに合わせて

穏やかに治療を考えていきたい。

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よだれがまた少し出始め

大好きなにゃんげん御飯のおねだりも猫缶も食べなくなった。

今はヨーグルトと療養食のペーストの缶詰。

拾った時のチビタロと同じように

わたしの指から舐めている。

ざらざらのタロの舌を感じながら

また点滴に戻るのかな、と少し憂鬱になる。

タロはすっかり点滴嫌いになって

ずいぶん怯えてしまうから。
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by f-azumi | 2012-10-03 08:50 |


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